MSA 総合研究所です。
国際金融における資金調達 ということで スタンバイ LC の収益化 や PPP について説明をしております。
スタンバイ LC の収益化に関しては いくつかの銀行でサービスを提供しています。
これは1つの銀行が行っているという業務ではなく複数の銀行で行われている仕組みということになります。
当社ではアジアの銀行を含め ヨーロッパの銀行などと銀行とスタンバイ LC の収益化について色々と商談をしています。
その中で銀行によってサービスの仕組みが一部違うということはありますが 基本的なルールはみんな同じです。
前払金の仕組みによって資金調達をするというのはこれは 規定によって決まっています どこの規定かというと 国際商業会議所 つまり フランスの ICC の規定によって決まっており これは全て 銀行の取引におけるガイドラインの中に記載されているものです。
そのことについては過去のブログでも結構 書きましたが 基本的には前払いの資金というのは支払わなければ取引はできないというのは 条件ですが この前触れ合いの資金の制度をどのようにして価格を低く抑えるかということで銀行によってはやり方が違うところはあります。
銀行 手数料を低く下げるためにまずは クライアントに収益化 銀行に銀行口座を作ってもらい その後 デポジットを入れて そして スタンバイ LC の収益化に参加してもらうというやり方を進めている銀行などもあります。
ほとんどの場合は スタンバイ LC を販売する企業と収益化する銀行というのは別々の銀行ということが多いのでそのような場合はどちらも 前払金で処理をしなければいけないということになり 手数料的に言うと 前払いの資金は割合 割高というような感じになります。
当方も複数の銀行と話をしているので銀行は それぞれのやり方を提示してきますので 1つのやり方ではないということは理解しています。
ただ全ての銀行と実際に取引をしたのかというと まだ取引はしていない部分がありますので これは 今後 研究していかなければいけない課題か と言えます。
どこの国の銀行でどのようにすれば 一番良いのかというのは これは実際にやってみないとわからないというのが現状ですけども この 大口 送金の仕組みというのは国をまたぐ 送金をすると 大口 送金 許可を取らなければいけないのですが 例えば 収益化する銀行とその収益化した後に受け取る 銀行 同じにすれば同一銀行内での資金の移動ということになり 実際のこと言うと大口の送金 許可を取る必要はないと言えます。
つまりそれが先ほど言った銀行口座を作ってから デポジットを入れてからその銀行で収益化をするという仕組みです。まだ 収益化された資金はその銀行のデポジットを入れた銀行口座に入金してもらえれば1つの銀行内で収益化及び資金の着金を行うので それ以外の手数料は必要がないというのはよく分かります そのようなサービスを行っている銀行もあります。
国際送金のルールなどを見ると100万ドル や 200万ドルを超えるような送金をすると 大口 送金の許可が必要というような話を銀行員から聞きますので 通常 資金調達をした時にも いきなり 数百万ドル以上の資金を送るという必要性があるかといえば 分けて送ればそういうことはないのでそれを考えれば同一銀行内で収益化を行い 同一銀行内の銀行口座に資金を借金してもらえればその後 自分自身で口座をインターネットバンキングでコントロールをし 小分けにスイフトで送金をすれば必要な資金は調達できるわけですから それが 多分 費用対効果が一番良いのではないかと思っています。
ヨーロッパの銀行で そのようなサービスを行っているところがありますが 当方にご連絡はいただいておりますが まだ実際に試していないので100%を理解しているわけではない ありませんが銀行員の説明では非常に良さげなプログラムです。
つまり スタンバイ LC の収益化も銀行もいろいろ サービスを考えており どのようにすれば クライアントが参加しやすいのかということを考え サービスを提供しています。